漆喰は石灰石が主成分の自然素材。
ヨーロッパでは石灰石を高温で焼いて出来た消石灰に石灰質骨材を製造し、
ヨーロッパで古くから今日まで広く使われてきた伝統の西洋漆喰です。
優れた吸放湿性能で湿度を調整し、結露やカビ・ダニが原因で起こるアレルギー対策に効果的です。
自然素材の漆喰は、室内と外気の状況に合わせて、水分の吸収や放出を繰り返し、室内の湿度バランスを保つことができます。
自然素材100%漆喰には自浄作用があり、時間とともに汚れが薄くなっていきます。壁にこぼしたコーヒー汚れの日数変化をご覧ください!!
においを吸収するのでタバコやペットの気になるにおいなど、家の中の生活臭を吸着・脱臭するのでトイレにもおすすめです。
漆喰は真夏の日差しを反射させ外壁の表面温度を下げることが可能です。
昼間に温められた外壁が蓄熱してしまうと夜になっても室内が冷えずとても不快。漆喰の家なら夏の暑さを和らげ光熱費の削減にもつながります。
電球の光を太陽に見立てて外壁に当てることで、屋内・屋外温度の違いを比較する実験です。樹脂系塗り壁やサイディングをスペインしっくいと比べてみました。どちらも、漆喰の方が屋外温度が高く(反射熱が多い)、屋内温度は低い(侵入熱が少ない)事が分かります。
漆喰の原材料は、石灰岩。
それを砕いて水を加えると漆喰が出来上がります。
漆喰は二酸化炭素を吸収しながら、長い年月をかけて再び石に戻ろうとする習性があります。
そして、自身が排出した二酸化炭素の6割を、最終的には吸収消化することができるのです。
焼肉、ペット、たばこ等・・・
部屋の中は様々な臭いが発生します。
漆喰には消臭効果がありますので、脱臭剤等を使わずとも臭いを抑えることが可能です。
漆喰の表面を電子顕微鏡で覗いてみると、スポンジ状の小さな穴がたくさん空いています。
この穴には、部屋の湿度が高い時には湿度を吸い込み、逆に湿度が低い時には湿度を放出する特性があるため、四季を通じて室内を快適な湿度に保ってくれます。
この調湿機能により、気密性の高い住宅で発生しがちな結露を抑制することができます。
また、漆喰の成分はインフルエンザ対策にも効果があると言われています。
VOCとは揮発性有機化合物の総称のことです。
これは、トルエン、ベンゼン、フロン類、ジクロロメタンなどのことでありシックハウス症候群の原因として健康に悪影響をもたらすものとして認知されています。
漆喰には熱を反射する効果があります。
外壁面で「漆喰」が太陽の熱を反射してくれるため、家の中まで熱を伝えにくくするので室内で涼しく快適に過ごせます。
漆喰の外壁は、冷暖房費用を抑えることにも繋がるので省エネです。
漆喰は、化学物質や臭いの元がいったん吸着され、ゆっくり水と二酸化炭素に自然分解して消えていくので、済と同じような浄化作用が得られます。
カビはアレルギー原因の一つです。
漆喰は強アルカリ性のため、主成分の消石灰の作用により、有機物を分解する殺菌作用があります。
殺菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を抑制します。
漆喰は、100%天然の無機質素材であるため燃えません。
一方、珪藻土はスペイン漆喰と違い、それ自体に硬化する性質や殺菌作用もありません。だから接着剤や防カビ剤を大量に混ぜて使用します。
この接着剤が燃えると、有害なガスを発生させます。
子どもがおもちゃをぶつけて傷がついてしまった・・・。
どの家でもよくあることだと思います。あきらめてしまうことも多いかと思いますが、漆喰の壁なら補修ができます。しかも簡単に。
施工時に、家族の手形をつけたり、タイル等の飾りをつけることも可能です。